柿茶はビタミンCが豊富で、みかんやレモンの約30倍もあります。ビタミンCを効果的に摂取することで免疫力が上がり、様々な効果が期待できます。
効能
- 免疫力アップ(毎日飲むと、細菌感染の抵抗力を高めて風邪をひかなくなる)
- 血圧を正常に調節
- 皮膚を強くし、綺麗にする(皮膚の内側の細胞組織や毛細血管を健全にする)
- 動脈硬化の予防、ホルモン分泌促進、出産時の出血が少なくなる
方法
1~2ℓの魔法瓶に、柿の葉茶のティーバックを入れ、80~90度の熱湯を注ぎます。
(グツグツ煮出したお湯では、ビタミンが壊れるので効果がでません。)
ちびり、ちびり一日かけて飲んでください。
魔法瓶がない場合は、ふつうの番茶を出すように急須(金属ではない)に入れ、これに熱湯を注いで、10~15分してから飲んで下さい。
柿茶の作り方
5〜9月にかけて柿の葉(甘柿でも渋柿でもよい)を取り2~3㎝の大きさに切り、その後1分半セイロで蒸し、陰干しして出来上がり。また、5~6月の若葉は葉の裏に衣をつけ、天ぷら(2、3秒)にすると、5、6枚で1日必要量のビタミンCが摂取できます。
注意事項
- 注意事項食事中や食後すぐの飲用は胃液が薄まるので、食後1~2時間から飲用下さい。
- 柿の葉茶は弱酸性なので、飲んでから40~50分以内にコーヒーや他のお茶(アルカリ性)は飲まないで下さい。ビタミンCが無効になってしまいます。
- 汗でビタミンCは流れ出しやすいため、運動後や夏場、発熱時はいつも以上に柿茶を飲むことを心掛けてください。
- ビタミンCは飲んでもすぐ効くというものではありません。持続してこそ効果がでます。
- ビタミンCについて・・・人工的に精製されたサプリメントで多くとっても数時間のうちに尿とともに出てしまいます。旅行時は天然由来のローズヒップやアセロラなどの食品から取られるのをお勧めします。
- 眼脂(めやに)が出るときは、柿茶で目を洗ってください。
