新型コロナウイルス感染症対策~西式甲田療法編~
当院では、新型コロナウイルスの予防には、
カラシ湿布
を行うことを推奨しています。
カラシ湿布は、肺炎、咳などの症状にはもちろん効果はあるのですが、
予防効果もあります。
皮膚を介したカラシの刺激が、免疫体制を準備させておく、
という作用で、
カラシ湿布を事前にしておくことで、
なにかしらの感染があった場合に、
すぐに免疫が働くことができ、
重症になりづらいと考えます。
カラシ湿布は自宅でも簡単にできますので、
ぜひ実行されてください(^_-)-☆
♪カラシ湿布の仕方♪
☆準備するもの☆
和からし粉、からし粉と同量湯、手ぬぐいもしくはフェイスタオル等
☆方法☆
①適当な容器にからし粉(チューブのカラシ不可)50gに対し、同じ量の湯(やや硬めが良い)を加えて、十分かき混ぜます。(最も効果をあらわす温度は55度です。70度以上になれば効果が減り、100度以上または35度以下では効果がありません。)
②手ぬぐいに約3mmの厚さに①のカラシを塗り、布でカラシを挟むようにして、皮膚に直接当たらないように、胸または背中に乗せます。
③皮膚が赤くなったら、ただちに布を取り去ります。
※5分以内に発赤するのは効果のよく現れた証拠であり、症状が軽いことを示しています。20分以上経っても発赤しない場合や、発赤しても直ちに退色消失したら重症に近いと言えます。
☆注意事項☆
・発赤しないからといって20分以上貼らないで下さい。
・一日に一回です。状況によって一日二回してもよい。(なかなか発赤しない方)
・一度使用したカラシ湿布は、捨てずに乾燥しないようにビニール袋に入れて保管してください。4-5回は使用できます。再度使用する際は、電子レンジ、蒸し器などで温めなおして下さい。
・カラシが古い時は、番茶の冷えたのか、大根おろしのしぼり汁を入れると効き目が戻ります。
・子供や皮膚の弱い方は小麦粉を混ぜて行います。カラシ1に対し、小麦粉1~6と小麦粉の量のほうが多くなることもあります。当院ではお子さんの場合は1:1で行っています。自宅でされる場合は皮膚の状態により、小麦粉の量を調節されて下さい。