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医師プロフィール

院長 田口たぐち 里佳りか

1984年8月2日生まれ
川崎医科大学卒業
久留米大学病院 心臓・血管内科
東佐賀病院 循環器内科
高良台リハビリテーション病院(非常勤)
2021年1月 愛康内科医院 承継
 
日本内科学会認定内科医
日本医師会認定産業医
難病医療費助成制度における難病指定医

 

当院のホームページをご覧頂きありがとうございます。当院は、1992年に初代理事長である石井文理が、自然と一体化した治療ができる有床診療所として現在の地に開業しました。開院当初から、自然治癒力を最大限に発揮できるように、薬や注射を使ったスピーディーな加療が求められる中、【西式甲田療法】という、断食や食事療法をメインとする指導を続けてきました。現在は、ファスティングや腸活という言葉をよく聞くようになり、当院で昔から指導してきたことが、現代医学でも証明され、色々な方にも広まってきたことを実感しております。

2022年1月16日より前理事長石井文理の意思を継ぎ、理事長に就任いたしました。私自身大学卒業後は、研修医、循環器内科医として、さまざまな病院で一般的な薬を使った治療をしてきました。そのため、一般的な治療の即効性や必要性も実感しております。ただ、慢性期にすべての薬が必要かと言われたら、薬を飲まないで元気にしている当院の患者様のような方もいらっしゃいますので、一概にすべてが必要だとは思いません。

現代医学は、データを出して根拠のある治療を行っていますが、果たして食生活や体質改善をした上での論文はどれぐらいあるのでしょうか?食生活(少食実行)や生活習慣を少し見直すだけで、食品ロスの低下、不妊症の改善(少子化対策)、省エネ生活、薬代の減少、アレルギー体質の改善、癌の予防など、数えきれないさまざまな利益がもたらされます。

診断治療を得意とする現代医学は、予防医学の分野では遅れをとっています。当院は西式甲田療法を取り入れ、断食(ファスティング)、生菜食、玄米食、青汁飲用、腹八分目、温冷浴、裸体操、平床硬枕(木枕)、金魚運動、毛管運動、柿茶飲用、高圧浣腸(腸洗浄、宿便排出)などの日常生活の指導を行います。これらを実行することにより、体質が改善され、病気の予防につながります。また、病気の方は症状の改善にもつながります。

人は、水分や食事により身体が作られており、食べ物を吸収する腸はとても大事な器官です。腸の健康が、身体の健康につながります。当院は、体調がよくなることを体験した患者様が、日ごろの身体のリセット目的に定期的に訪れることも多いです。現代社会はストレスが溜まる要因が多いため、体調を崩しやすいのですが、多忙のため、長期入院が難しいのが現状です。当院では、短期入院や外来通院でも心も体もデトックスできますので、ぜひ西式甲田療法を実行し、体調がよくなる事を実感していただき、周りの方にも教えることで、たくさんの方に健康で過ごしていただきたいと思います。

と、とても真面目なお話しを、長々とお付き合いいただきありがとうございます。

私の自身の自己紹介をしますと、家族は、夫、息子、娘がいます。夫はサラリーマン(よく聞かれるので)、上の子は高校生、下の子は保育園児です。夫は、持病のため休職することもあったり、息子は5年間不登校になったりと、人生いろいろありますが、いつも夫や息子にはとても助けてもらっており、すごく感謝しております。下の娘には親としての試練をいつもいただいており、日々なんとかなるさの精神で過ごしています。日常の趣味は、台所にいる時間が長いので、ながらですがTverでドラマ鑑賞をしております。以前の趣味は、登山やロッククライミングでしたが、この医院を1人でやるようになったため、遠出はできなったので、今はしておりません。

人生は自分自身のものですので、どんな治療をするのかは、本人が選択すべきと思っております。薬を飲むか飲まないか、ワクチン打つか打たないか、抗がん剤するかしないかなど、医者が決めることではないと考えています。医者としては、それぞれのメリット、デメリットをお伝えして、患者さまが最終的に決めていけばいいと思っています。

例えば、肝臓が悪いけどアルコールをやめることができない方、肝臓が悪くなると、肝硬変、肝がんになり、肝性脳症(自分自身がわからなくなる)や肝臓がんの果てしない治療、吐血したりさまざまな大変なことがあり、寿命も縮みますとご説明します。それでもアルコールを飲むと言われたら、本人がきめたことなので、それ以上は本人におまかせします。アルコール飲む方が幸福なんでしょうから、患者さまの人生にそれ以上いう権利は私にはありません。予防をしないと医療費がどんどんかかると言われたらそれまでですが、人間いくらお伝えしても、本当に困らないと動きません。もちろん私も含めて。なので、薬を飲む治療が主流なんでしょう。ただ、危険なことをわかっていただけないのは、医師としての説明の技量の低さもあるわけなので、今後も精進はしないといけないと思っています。人間完璧ではありません。完璧を求めることは、苦しめることにもなりますし、皆さんが幸福になれるお手伝いが少しでもできたらと思っております。

最後に、私自身はまだまだ前理事長や甲田光雄先生のような完璧な西式には程遠い人間ですが、微力ながら、みなさまの健康になる手助けが出来たらと思っています。どうぞ宜しくお願いいたします。

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